本校では、年間を通してさまざまな形でボランティア活動を行い、社会奉仕活動への積極的参加の姿勢を養っています。これらは生徒たちの自発的な企画・運営によって行われ、生徒会を中心に全校生徒で取り組むものから、クラス単位、部活動単位、有志で参加するものなど多岐にわたります。先日、１学年の４クラスが合同で地域の稲刈りのお手伝いをさせていただきました。稲刈りは初めて体験する生徒がほとんどで大変でしたが、あわせて田圃アートも行うなど楽しい作業になりました。お世話になりましたJA福岡の皆様、ありがとうございました。

本日、11月10日は本校の創立記念日です。本校は大正11年に裁縫女学校として創立され、今年で93年目を迎えます。創立者である川島アクリ先生の建学の精神のもと、生徒一人ひとりを大切に、学力と個性を伸ばし、豊かな人間性を育む教育を行ってまいりました。昨日の創立記念式典でも理事長先生より「各自にふさわしい知識・技能を習得し、自立した人間として社会に貢献できる人材となれるように」とのお話がありました。

学校の沿革について考える大切な一日となりました。今後も創立100周年に向けて、建学の精神に基づき、教育目標の実現のために邁進していきます。

昨日、第２回目となる「福岡マラソン２０１５」が盛大に開催されました。福岡市を出発し、糸島市にゴールするという42.195kmのフルマラソンに10,000人を超える市民ランナーが参加しました。本校の誠和保育園前がスタートから15.8km地点の第５給水給食所にあたるため、約130名の生徒がボランティアに参加させていただきました。ランナーの皆さんのために給水や給食の準備、提供、後片付けなどを行いました。

参加した生徒からは「このような大きなイベントにボランティアとして参加することができて大変光栄です。事前に説明会に参加し、準備をすすめてきたので、ランナーの皆さんのサポートができたと思います。」や「来年は自分もファンラン、そして将来はフルマラソンの部にチャレンジしたいという気持ちが強まりました」との意見が聞かれ、大変貴重な経験となったようです。市民の手で作りあげる一大イベントに今後とも学校をあげて協力させていただきたいと思います。参加されたランナーの皆さん、大会関係者の方々、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。