3月30日(土)、新日鉄住金エンジニアリング北九州技術センターで開催された「情熱・先端Mission-Eエコロジープラントプロジェクトコンテスト」にて、本校科学部が見事総合優勝を果たしました。あわせてコスト評価と機能評価の合計が最大のチームに与えられる技術賞も獲得しました。

このコンテストは、学校で学んだ知識を活用し、社会に役立てるエンジニアリングに挑戦する研究開発プログラムです。「廃熱を使った未来の工場を設計する!」というミッションに挑み、どのように廃熱からエネルギーを取り出すか?クライアントの要望にどう応えるか?などの課題にアイデアを絞り、1年がかりで取り組んできました。その過程で企業のエンジニアの方から直接アドバイスをいただくなど、様々な知識や技術を学びながら課題の解決を目指しました。試行錯誤を繰り返し、全員で協力して本番にのぞみ、最高の結果を出すことができました。

 

 

 

 

 

 

 

AIやIoTなど科学技術の発達に伴う社会の変化に対応し得る人材育成のために、現在、世界各国でSTEAM教育が推進されており、国内でも注目を集めています。今回のプログラムを通して、科学的思考力や情報を正確に読み解き活用する力などを楽しみながら身につけることができました。本校でも今後ますますこのような探究型の学びの機会を増やし、チャレンジを続けていきたいと考えています。