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   雨天が心配された中、高校生３６６名、中学生１２名の卒業証書授与式が挙行されました。式の中では１２年間皆勤を成し遂げた川俣君と常岡さんの２名の表彰も行われました。

　校長先生からは、「挑戦する勇気、止まる勇気、人の幸せを守るためマナーを守る勇気の三つの勇気を持って旅立って欲しい」と告示が贈られました。

　また、理事長先生からは、「『心誠にこれを求むれば、中らずと雖も遠からず』といいます。何事についてもやる前からできないと言わないことです。何事もやってみないとわかりません。これからも困難や問題がぶつかったときには、最初からあきらめずに、どうしたら解決できるか考え実行に移してください。」とのはなむけの言葉が贈られました。

　卒業生代表の角君は、高校３年間を振り返るとともに、「私たちはこれから新たな一歩を踏み出します。困難なことに遭っても、高校生活を思い出し、支えとして歩んでいきます」という答辞を述べました。

　式を終えた卒業生は、在校生代表、保護者、恩師の温かい拍手に送られて会場を後にし、胸を張って巣立っていきました。