2017年05月19日
社会人講話
本日、2限目に「社会人講話」を行いました。今年度は、講師にリオデジャネイロパラリンピック女子マラソン銀メダリストの道下美里さんとガイドランナーの堀内規生さんをお招きして講演をしていただきました。
実際に走る様子を見せていただきました。
生徒によるブラインドランナー体験
リオ・パラリンピックのお話をはじめ、道下さんがマラソン競技に取り組むことになったきっかけやパラリンピックを目指すようになった経緯、走り続ける意義など大変貴重なお話を伺うことができました。
「できないと決めつけたら、何もできない。あきらめずにやれば必ずできる。」「人は誰かに支えられ、誰かを支えて生きている」「走ることを通して誰かを元気づける、支えられる限り走り続けたい。」「批判より提案、思想より行動」などの言葉に大きな力があり、感銘を受けました。
また、堀内さんからは「どんな球でも受け止めるキャッチャーのような気持ちで伴奏している。チームで挑戦するので、1人で走るより達成感は何倍にも膨らむ」「誰かがいなければできないことがたくさんある、でも誰かがいればできることもたくさんある。その誰かになってほしい」とのお話がありました。
生徒たちの心に響く、素晴らしいお話の数々でした。感想文からも「感動した」「勇気づけられた」「将来の目標に向かってあきらめずに頑張りたい」という意見が多く見受けられました。本日は誠にありがとうございました。
これまで多くの困難や挫折を乗り越えて来られたと思うのですが、終始、にこやかな笑顔でお話をされる道下さんの姿がとても印象的でした。
このような機会を与えていただいたことに深く感謝いたします。
本校生徒が毎年ボランティア活動で参加させていただいている「福岡マラソン2017」にも出場される予定とお聞きしましたので、ボランティア生徒を中心に全力で応援させていただきます。これからも頑張ってください!