2014年04月30日
サツマイモ栽培
本日、誠和中学校と誠和保育園が合同で、サツマイモの苗の植え付けを行いました。
中学生が園児たちに優しく教えながら、植え付けしている姿が印象的でした。
サツマイモはヒルガオ科サツマイモ属の植物で、アサガオによく似た花をつけるそうです。
サツマイモは、やせた土地でもよく育つため救荒作物として広まりました。
その昔、江戸時代中期の儒学者青木昆陽は『蕃薯考』を著し、8代将軍吉宗に飢饉対策用に甘藷(サツマイモ)の栽培を進言したと言われています。
昆陽は薩摩から苗を取り寄せ、その栽培に成功しました。“薩摩から来たイモ”ということで「薩摩芋(サツマイモ)」と呼ばれるようになったそうです。
サツマイモを全国に普及させ、多くの村を飢饉から救った昆陽は甘藷先生と呼ばれ、たくさんの村人たちから感謝されたそうです。
そんな歴史の勉強も踏まえながら、今日の作業は楽しく終了しました。
10月には収穫を予定しています。それまで、みんなで愛情を持って大切に育ててください。