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(1933年生)Fukuoka Maizuru Seiwa Junior High School福岡舞鶴誠和中学校は中高6年間の一貫教育を通して、生徒一人ひとりとしっかり向き合い、個性を伸ばし、人間性を育む教育を行っています。生徒たちが将来の夢に向かって進むとき、学校はどれだけ生徒に寄り添い、支えることができるかを本校職員は常に考え、実践してきました。その積み重ねの中で醸成されたのが、生徒一人ひとりの生きぬく力を高めることに主眼を置いた教育方針です。いま日本は社会構造が大きく変わり、少子化・高齢化、国際化といった現象がさらに加速していく中で、世界規模で問われる危機管理能力など、かつてない様々な課題に直面しています。次世代を担う生徒たちが、希望する進路を自ら選択し、堂々と進んでいけるよう、創立100周年を迎えた今、職員全員が原点に立ち返り、より誠実な指導と希望進路の保障を目標に邁進してまいります。建学の精神一貫教育の目標理事長 山手 誠之助厳格な躾による品性の陶冶誠実・勤勉・温和を旨とする人間性の涵養各自にふさわしい知識・技能の習得校名「誠和」の名称は、本校の建学の精神の一つである「誠実・勤勉・温和を旨とする人間性の涵養」から採用しました。知的好奇心を育み、創造力豊かな生徒を育成します。人間をはじめとするあらゆる生き物に、感性と知性によって対応できる人間性を養います。日本の伝統を理解し、かつ国際感覚を身につけるよう指導します。苦難を乗り越え、展望を拓ける精神力と体力ある生徒の育成をめざします。校長 國友 秀三蛭田二郎 日本芸術院会員・日展理事岡山大学名誉教授/倉敷芸術科学大学名誉教授1997年度 日展(文部大臣賞)受賞木菟少年像について福岡舞鶴誠和中学校開校への「志」と、その教育への熱い想いに心から感動を味わい、共感して、この学園のための制作のコンセプトが決まりました。智の象徴としての木菟と、健気なそして明るく希望にみちた少年の像…。一気に制作に取りかかった時のことを、今思い起こしています。MESSAGE14伝統にふさわしい知性、人間性を醸成する。

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